金沢弁護士会所属

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法律コラム

私傷病休職・復職対応について、企業法務に精通した弁護士が解説

こんにちは。法律事務所Zの弁護士の坂下雄思です。 今回のテーマは「私傷病休職・復職対応」についてのお話です。 「私傷病休職制度を作ろうと思うが、どんな制度にしたらよいのか?」 「復職を希望する社員がいるが、会社としては復職させられる状態にはないと考えている。復職させなければならないのか?」 このようなお悩みを抱えている会社は多いのではないでしょうか。 この記事では、私傷病休職・復職について、どのように対処すればよいのかのポイントをご説明します。 例えば、以下のような事例を考えてみましょう。 当社には私傷病休職制度があります。 今回、休職中の正社員が休職期間の満了に伴…

2024.12.24
労務問題 就業規則作成・チェック

退職後の競業避止義務について、企業法務に精通した弁護士が解説

こんにちは。法律事務所Zの弁護士の坂下雄思です。 今回のテーマは「退職後の競業避止義務」についてのお話です。 「営業職のエースが退職するといっている。同じ業界で活動されると困るのだが。」 「退職者が独立して当社の顧客を引き抜いているらしい。何か取れる手段はないのか?」 このようなお悩みを抱えている会社は多いのではないでしょうか。 会社で活躍していた社員が退職するとなると、人材流出という点でも会社に与えるインパクトは大きいです。それに加えて競合他社に転職する・独立するなどでライバル関係になると、更に会社に影響を及ぼす可能性があります。 この記事では、そのような問題にどのように対処すれ…

2024.12.24
労務問題

カスハラ(カスタマーハラスメント)対応とは?会社は何をすればよい?企業法務に精通した弁護士が解説

お客様からのクレーム、迷惑行為にお困りの方へ  こんにちは。法律事務所Zの弁護士の坂下雄思です。 今回のテーマは「カスハラ対応」についてのお話です。 2024年10月4日、東京都の議会において全国で初めてとなる「東京都カスタマーハラスメント防止条例」(カスハラ防止条例)が制定されました。この条例は、2025年4月1日から施行されます。 これについて「東京都の条例だから全然関係ない」と考えている方もいらっしゃると思います。 しかし、カスハラは日本全国で社会問題に発展しつつありますので、他の地方公共団体でも同様の条例を制定しようという動きになる可能性があります。 そのため、カスハラは、…

2024.12.20
クレーム対応 労務問題 ハラスメント対応

事業承継に向けた準備は何をすればよい?相続対策は?第三者への譲渡は?企業法務に精通した弁護士が解説!

事業承継

 事業承継をお考えの経営者様へ こんにちは。法律事務所Zの弁護士の坂下雄思です。 今回のテーマは「事業承継に向けた準備」についてのお話です。 「自分も高齢になってきたし、子供に事業を引き継いでもらいたい」 「株式を親族内で持ち合っているが、自分がいなくなっても引き続き会社はうまく回るだろうか」 「いっそ社外の人に譲渡したいと思うが、準備は必要なのか?」 このようなお悩みをお持ちの経営者の方は多いのではないでしょうか。 あまり考えたくないことですが、経営者の亡き後、その死をきっかけに会社や親族が混乱状態になるということはよくあることです。 このような混乱状態を避けるために事前に対…

2024.12.20
事業承継・M&A

相手の契約書ひな形をそのまま受け入れてよい?リスクや留意点について弁護士が解説!

契約書のひな形

取引時に先方のひな形でそのまま契約してしまっている方へ こんにちは。法律事務所Zの弁護士の坂下雄思です。 今回のテーマは「相手の契約ひな形」についてのお話です。 「契約を締結しないのはよくないと聞いた。相手からひな形が提示されたので、その内容で締結すればよいのか?」 「相手はみんな同じ内容で契約してもらっているといっている。修正できないのではないか?」 こんな疑問をお持ちの経営者の皆様も多いのではないでしょうか。 しかし、私たち弁護士は、相手方の契約書の雛型をそのまま受け入れてしまったがゆえに、大変な目にあった人を目にしています。 そもそも契約書のひな型は何のためにある? そも…

2024.12.20
契約書作成・チェック

ローパフォーマー社員とは?能力不足の問題社員の対応と解雇について弁護士が解説

能力不足の社員の対応に困っている方へ 組織には様々な特性をもった従業員がいます。どんな組織においても成果を出し続ける優秀な人材だけを集めるというのは難しく、一流企業であっても求められるレベルに対して、成果を出せない社員は一定数いるものです。今回は、こうした能力不足の社員への対応や解雇できるかについて、弁護士の視点で注意すべきポイントを解説します。 ローパフォーマー社員とは? 組織や集団における法則として「2-6-2の法則」という考え方があります。どんな集団でもパフォーマンスが良い人が2割、中くらいの人が6割、パフォーマンスが悪い人が2割という一定の割合で存在するという法則です。この解説で…

2024.12.06
問題社員対応 労務問題

解雇・退職勧奨について、企業法務に精通した弁護士が解説

従業員の解雇・退職勧奨についてお悩みの方へ こんにちは。法律事務所Zの弁護士の坂下雄思です。 今回のテーマは「解雇・退職勧奨」についてのお話です。 解雇・退職勧奨についてこのようなお悩みございませんか?  「問題社員を退職させたいが、どんな手続きをすればよいのか?」 「解雇することのリスクはどんなものがあるのかよくわからない」 このようなお悩みを抱えている会社は多いのではないでしょうか。 問題社員の取り扱いは、多くの企業が頭を悩ませる問題です。 問題のある社員が社内の環境に与える影響は大きいため、解雇するという判断は会社にとっても非常に重要です。ただ、解雇は感情的な対立を生みだ…

2024.12.05
問題社員対応 労務問題

健康食品広告の留意点について、企業法務に精通した弁護士が解説

健康食品

 健康食品に関する広告を取り扱いの方へ こんにちは。法律事務所Zの弁護士の坂下雄思です。 今回のテーマは「健康食品の広告」についてのお話です。 「健康食品が広告等によって医薬品に該当する可能性があると聞いたが、どのようなポイントに気を付ければよいのか?」 このようなお悩みを抱えている事業者の方も多いのではないでしょうか。 広告は、自社の商品・サービスをアピールする上で非常に効果的であり、特にインターネットでの広告は、全国を対象としてビジネスをする上では必須といっても過言ではありません。 しかし、薬機法との関係で、健康食品に関する広告により健康食品が医薬品に該当すると判断される可能性…

2024.11.15
製薬・薬局・ヘルスケア

Distribution Agreement(販売店契約)のポイントを企業法務に精通した弁護士が解説

海外企業との取引をお考えの皆様へ こんにちは。法律事務所Zの弁護士の坂下雄思です。 今回のテーマは「Distribution Agreement(販売店契約)」についてのお話です。 「当社に商品を海外展開するにあたり、現地で販売代理店を起用することを考えている。どのような契約書を準備すればよいのか?」 「海外の商品を日本で販売したいと考えている。相手から契約書が送られてきたが、このまま締結してしまっていいのか?」  海外は大きな市場であり、自社の製品を海外展開できるとなればこれまでにはなかった利益を生み出すことが可能になるかもしれません。 他方で、海外で販売できるルートがなければ現…

2024.11.15
英文契約・国際法務

株式譲渡契約(SPA)とは?株式譲渡契約(SPA)の内容やポイントについて、企業法務に精通した弁護士が解説!

株式譲渡

株式譲渡をお考えの方へ こんにちは。法律事務所Zの弁護士の坂下雄思です。 今回のテーマは「株式譲渡契約(SPA)」についてのお話です。 「会社の売却を進めているが、買手候補から株式譲渡契約が送られてきた。何をどう確認すればよいのか?」 M&Aにおいてもっとも採用される手法は株式譲渡だと思いますが、それに伴う契約として、株式譲渡契約(Share Purchase Agreement=SPA)があります。 株式譲渡契約(SPA)は、その取引内容から、通常の物品の売買契約とは異なる内容を含むことが多く、その構造を含めて複雑なものになっていることが多いです。 この記事では、株式譲渡…

2024.11.15
契約書作成・チェック 事業承継・M&A
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